私の例ですと「視床出血」が発端ですね。 [脳について(その2)]
私の例ですと「視床出血」が発端ですね。
視床は間脳にあって感覚情報を脳に伝える役目がまずあげることができます。
これと、運動中枢や小脳と連携して筋収縮の調節にも大切な役目を果たしています。
この視床が出血で使えなくなってしまったのです。
なので、大脳に感覚情報を伝えることができなくなりました。
この中には皮膚感覚もありますが、筋肉の引き延ばされ具合の筋紡錘からの情報も筋収縮による筋力の情報、腱ゴルジ装置からの情報も脳に届かなくなりました。
これらで脳は筋肉に対して収縮命令を出さなくなったのでした。
で、感覚麻痺による動作不全ですね。
ようは「完全麻痺」状態ね。
これは視床の部分のみの問題であってこれ以外の部位は正常なのです。
ただ、上位の部位なので下位の部位がストップしてしまったわけです。
ですから、下位の部位になる手足は出血前と同様に筋肉や関節、腱を他動で適切に動かしておいて良いということですよ。
脳が正常ではないので運動神経を無理に働かせて筋収縮をさせると運動神経が興奮状態のままになってしまいやすいのです。
これは神経が興奮ニューロンと抑制ニューロンの組み合わせで使われているためです。
運動神経もこの両方がセットですが、抑制ニューロンが働くためには感覚情報が必要です。
だから、感覚麻痺では抑制ニューロンが働かないので興奮ニューロンが興奮したままになりやすいのです。
興奮したままになると痙縮になっていき、筋肉は弛緩できなくなります。
関節を動かすときに必須の筋肉弛緩ができなくなるので関節が動かせなくなるのです。
関節が動かせないから動作ができないのです。
脳卒中で問題が生じるのは脳です。
脳が修復されるまで完治しないのです。
脳が完治するまで手足では筋肉の柔軟性や関節等を発症直後程度に維持しておく必要があるのです。
これができていたら、脳が完治したら動作もそれなりにできるようになりますよ。
リハビリは脳の回復に必要な時間を稼ぐためです。
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視床は間脳にあって感覚情報を脳に伝える役目がまずあげることができます。
これと、運動中枢や小脳と連携して筋収縮の調節にも大切な役目を果たしています。
この視床が出血で使えなくなってしまったのです。
なので、大脳に感覚情報を伝えることができなくなりました。
この中には皮膚感覚もありますが、筋肉の引き延ばされ具合の筋紡錘からの情報も筋収縮による筋力の情報、腱ゴルジ装置からの情報も脳に届かなくなりました。
これらで脳は筋肉に対して収縮命令を出さなくなったのでした。
で、感覚麻痺による動作不全ですね。
ようは「完全麻痺」状態ね。
これは視床の部分のみの問題であってこれ以外の部位は正常なのです。
ただ、上位の部位なので下位の部位がストップしてしまったわけです。
ですから、下位の部位になる手足は出血前と同様に筋肉や関節、腱を他動で適切に動かしておいて良いということですよ。
脳が正常ではないので運動神経を無理に働かせて筋収縮をさせると運動神経が興奮状態のままになってしまいやすいのです。
これは神経が興奮ニューロンと抑制ニューロンの組み合わせで使われているためです。
運動神経もこの両方がセットですが、抑制ニューロンが働くためには感覚情報が必要です。
だから、感覚麻痺では抑制ニューロンが働かないので興奮ニューロンが興奮したままになりやすいのです。
興奮したままになると痙縮になっていき、筋肉は弛緩できなくなります。
関節を動かすときに必須の筋肉弛緩ができなくなるので関節が動かせなくなるのです。
関節が動かせないから動作ができないのです。
脳卒中で問題が生じるのは脳です。
脳が修復されるまで完治しないのです。
脳が完治するまで手足では筋肉の柔軟性や関節等を発症直後程度に維持しておく必要があるのです。
これができていたら、脳が完治したら動作もそれなりにできるようになりますよ。
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2023-03-19 04:28
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